歌もギター、キーボード、ベース、ドラム等の楽器と同様にリズムがとても大事になってきます。どんなにピッチ(音程)良く、表現力が豊かでも、リズムがしっかりしていないと、とても歌がうまいとは言えません。一定レベルのまでは、おそらく何もリズムトレーニングをしなくても、『ある程度』歌うことができる人もいるでしょう。
しかし、それは『ある程度』でしかなく、プロには通用しません。
プロはレコーディング中に小節単位、または音符単位でリズムを指摘してきます。
ボーカリストもそれに対応するリズム感が必要になってきます。
そうなるためにはそれ相応のトレーニングが必要になってきます。
これはボーカルに限ったことではなく、すべてのパートに言えることなので、覚えておくといいでしょう
ボーカルだけ特別と言うことはなく、リズム感を鍛えることで、曲が崩れず、合奏がピタッとキマリ、しっかりとした音楽を作り上げることができるようになります。
1.メトロノームを使ってリズムを鍛える!
リズムのトレーニングをやる場合は、正確なタイムキープが不可欠です。どんなものでもかまわないので、メトロノームを用意しましょう。持っていない方は安いものでもかまわないので、購入しましょう。初心者の方は3連符などの感覚がつかみやすいので簡単なリズムパターンが、内臓されたものがいいでしょう。また、携帯用のカードタイプや、イヤホンタイプを使用すれば、いつでもどこでもリズムトレーニングができます。
・メトロノームの音にあわせて手を叩く。
テンポ60に設定したメトロノームの音(4分)に合わせて手を叩きましょう。
上手くタイミングが合うと、自分が手を叩いた音と重なり、メトロノームの音が消えます。
最初のうちは、消えたり聞こえたりのくり返しだと思います。
これを続けることにより、リズム感が鍛えられていくと、自分の手拍子とメトロノームが完全に同期して、自分の手拍子しか聞こえなくなります。
・慣れてきたらテンポを速くしたり、手を叩くリズムを変える。
メトロノームの音(4分)にあわせて手を叩くやり方に慣れてきたら、テンポを徐々に速くしてみましょう。最初は60から始め、慣れてきたらテンポを10ずつアップし、最終的にはテンポ200でもしっかり合わせられるようにしましょう。
それができるようになったら、今度は手を叩くリズムを変えましょう。メトロノームの音(4分)にそのまま合わせるだけだと4分の練習にしかならないので、手を8分、16分で叩いてみましょう。
・裏打でも同じことができるようにしましょう。
今度は今までの表打ち(タンタンタンタン)から裏打ち(ンタンタンタンタ)に変えて手を叩きましょう。メトロノームに対して4分で裏打ちをすると、メトロノームと手拍子を合わせて8分で音が聞こえます。
これも表打ちと同じく、テンポと手を叩くリズムを変えてやってみましょう。
ここまでが完璧にできていればかなりリズムは良くなったと言えるでしょう。
さらにこれに加えて3連でもできるようになればなおいいでしょう。
3連は4分でなっているメトロノーム1小節に対して「タタタタタタタタタタタタ」と手を叩きます。4分1つに対して一定リズムで3回手を叩きます。慣れないうちは一定したリズムで「タタタ」と叩けないかもしれませんが、根気よく練習すればだんだん体が3連のリズムを覚えてきます。
・日常でもリズムトレーニング
普段音楽を聴くときも、リズムを気にしながら聴くだけでもリズムトレーニングになります。ただ聴くのではなく、休符がどう入っているかなどを、しっかり聴きながら自分の中でカウントをするだけでかなり違ってきます。自分が歌う曲以外を聴くときでも、常にリズムを意識し続けることで、ちょっとリズムがずれるだけでも「今ずれたな」と気づくようになります。
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